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中学の同級生が卒業後バイク事故で死亡。葬儀で嗚咽しながら号泣する母親

投稿日:2017年12月8日 更新日:

中学3年生の時に修学旅行へ行った際の話です。クラスには男子に人気の女の子が二人いました。彼女たちは仲が良くていつもペアでいました。一人は丸い頬っぺたでニコニコ微笑んでいる長い黒髪のOさん、もう一人は目尻がキリッとして気が強くて薄っすらと茶色でショートヘアのTさんでした。

 

修学旅行はクラスごとにバスに乗って移動しました。彼女たちは後ろの方で隣同士の席に座っていました。高速道路を走っている内に車内は賑やかになり、席替えが始まり、気心が知れた者同士で、お喋りをしたり、トランプをしたり、自由な雰囲気になってきました。たまたま、私は彼女たちの斜め後ろに座っていて、車内の喧騒とは無縁で静かに旅行手帳を眺めていました。

 

クラスの男子で見た目はちょっと格好が良いけど、あまり勉強ができない、不良少年未満のA君がいました。彼は蜜を求めて花に引き寄せられた蜂のように、席替えでOさんとTさんの隣にやってきました。はじめは他愛のないお喋りをしていたのですが、トランプをすることになり、人数を合わせのためにB君に声が掛かりました。彼も勉強は出来ませんでしたが、長身でスポーツが出来て、テニス部で人気者でした。

 

つまり、車内の一角が、可愛い女の子とクールな美人、ヤンチャな男子とスポーツマンという目立つ連中が独特のオーラを出し始めたのです。多くの男子が、A君とB君を羨ましかったと思います。私も後ろから見ていて、関心のない素振りをしていましたが、彼らの会話に耳をそばだてていました。

 

しばらくすると、気が強いTさんが「やめてよ!痛いでしょ!」とA君に抗議し始めました。座席の陰から見ると、どうもA君とB君が、OさんとTさんを窓際へ押しやっているのです。しかも、二人は体を彼女たちに密着させて、何度も押し付けていました。A君は「おい、押すなよ」とニヤニヤ顔でB君に言っています。あたかも自分で押したのではないかのような振りをしているのです。B君は「俺じゃないだろ!」とこちらもニヤニヤしなから言っていました。

 

サービスエリアに入り、やっと彼女たちは解放されました。気の強いTさんは安心して緊張の糸が切れたのが、涙を流しながら、バスから降りたA君を追いかけてビンタを食らわせました。A君は満面の笑みで、「俺、何か悪いことしたか?」と私に聞いてくるのです。戸惑っている私の横にいたOさんは、なぜかニコニコと声を出さずに笑っていました。休憩が終わり、再びバスが出発することになりました。

 

Tさんは引率の先生に訴えたようで、彼女たちのガードとして、学級委員長のH君を隣に座らせました。彼はとてもまじめで、成績も全教科でトップの秀才でした。しかも、身長も高くてクラスの皆から人望も厚かったです。

 

ヤンチャなA君ははじめ大人しかったのですが、まじめで秀才のH君に体当たりしながら、彼女たちを押し始めたのです。H君もはじめはA君に抵抗していましたが、彼女たちに体に触れた途端に力が抜けたように体勢が崩れて、A君に押し込まれてしまうようになりました。

 

A君はH君の耳元で「押せ、押せ」と小声で言っていました。その度に、H君はA君に押されている振りをしながら、彼女たちに体を密着していったのです。とうとう気の強かったTさんは泣き始めました。Oさんはしゃくり上げるTさんを抱きながら、困ったような笑顔でH君を見つめていました。

 

後ろの席から傍観者のように、彼女たちを助けることもなく見ていた私は、クラスで一番きれいな花を、クラスの男子を代表するヤンチャとスポーツマンと秀才が寄ってたかって、花弁を摘み取ってしまったように感じました。嫌な気持ちにもなったのですが、A君とB君とH君の三人は、クラスを代表して男子たちの願望を叶えてくれたようにも思ったのです。

 

だから私も止めなかったのかも知れません。一方、女子たちも止めなかったのです。唯一、抗議したのは、目的地についてバスを降りた時に、女子の学級委員長がH君をたしなめていました。その子は勉強もそこそこで見た目も可愛くない女子でした。

 

あふれる涙を堪えながら目を真っ赤にしたTさんはOさんに支えられながら、宿舎に入るA君たちの後ろ姿を睨みながら、ブツブツと何やらつぶやいていたことを覚えています…。修学旅行が終わり、クラスは高校受験のモードに入りました。

 

そんなある日、自転車通学をするB君が車道から歩道にうまく乗れずに自転車ごとひっくり返り、上の前歯を根元から折ってしまいました。スポーツマンで運動神経が良いのに信じられませんでした。

 

卒業式を迎えても、秀才のH君の進路は誰も知りませんでした。進学先の噂も聞こえてこなかったのです。未だに分かりません。そして高校生になって半年が経った頃、A君がバイクの事故で亡くなったと連絡がありました。私は家が近かったので葬儀に参列しました。彼の遺影を見ても、バイク事故という間抜けなことをするなんて信じられませんでした。

 

胃の中身を吐き出すように、嗚咽しながら号泣するお母さんの姿を今でも覚えています。もちろん、葬儀にはTさんとOさんは参列していませんでした。

 

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